(261) 天高く馬肥ゆる秋
ぼくの家の辺り一面、
秋のたたずまいが一段と深くなってきた。
朝晩も、ここのところ、急激に温度が下がってきたような気がする。
ガマズミの赤い実があたり一面に、
これでもかと言うように咲き誇っている、この赤い血のような情熱に接すると
ぼくの夢の実現に向かっての情熱をいやおなしにかきたててくれる。
そして、キジの「キンタロウ」も雑木林の木々の間を時々、元気よく
飛び回っていて、ぼくの顔を見ると、例によってぼくをからかうように
遠くから早足でけん制しながら、逃げ去っていく。
キジ鍋にしようと何回も追いかけて捕まえようとしたが、走り去る足の速さは、
とてもぼくが追いつけるものではない。
ぼくを散々走らせて、追いつきそうになると、羽を使って空に飛び去るのである、
そんなことなら、最初から空に飛び去ればよいのに、・・・と思うのだが。
だから、ぼくはいつもからかわれているのだ、「キンタロウ」に。
そして、
去年同様、柿の木もその梢に小さい実を実らせた。
去年は実が小さいにも関わらず、干し柿を作ったことを思い出した、
あまりにも上手に出来たため、更に近所の店で渋柿を買ってきて、
柿を干し足したのをいまさらのことながら思い出した。
大文字草も去年はたくさん花を咲かせたが、今年はなぜか数輪しか花を
咲かすことはなかった。
大文字草の、その控えめな白い花をぼくは、このうえなく好きなのだ、
ひっそりと目立たなく静かに咲く、その姿が・・・。
そして、来年もまたそれぞれの花木が、どんなように花や実を咲かすんだろうか・・・
そして、ぼくも・・・。
(260) 景気後退・・・とは
さて、先日、景気に詳しい専門家さんとお話したときのこと。
今、景気がめちゃめちゃ悪くなっていますけど、
実はこの景気の悪さ、バブル崩壊の比にならないぐらいの、
激しい勢いでの落ち込みようなんですって!
なーんで、こんなに急降下で景気が悪くなったかというと、
以前は銀行の数が多かったから、
景気が低迷したときも、段階的にダン、ダン、ダンと落ちていったんですって。
でも、相次ぐ合併劇で、
銀行の数がめちゃくちゃ少なくなったから、景気が悪くなって、
一気に「ダーーーーーン」と景気が落っこちちゃったらしいんです。
まぁ、そりゃ水をせき止めているダムの数がすくなれば、
一気に水は大洪水になって下流まで流れてしまいますからね〜。
だから、今回の景気低迷は、ちょっと怖い感じがしますよね。
と、
ある人から教えてもらった、
そうなのだろうか?
(259) 廃タイヤで作ったカジュアルな小銭入れ
M君が常連の美容院の店長、井上さんの「もったない」の発想から生まれた
小銭入れ、携帯ホルダーを見せてもらった。
美容院経営の傍ら、自転車の廃タイヤを利用して、地球環境に優しいエコグッズを
作っているとM君から聞いたからだ。
環境に関心を持つようになったのは、銀細工を習うため自宅近くのハンド・メード工房
に通いはじめてから、とのこと。
廃タイヤを洗浄して適当な大きさにカットし、二つ折りにして、自転車のチューブで
作ったひもでとじ合わせる。
それに
ビーズやラインストンで飾り付けて完成。
とても、
廃タイヤで作ったとは思えないほどの完成度だ。
熊本市内の彼の美容院で商品を見せてもらった時の彼の印象は、あごひげとともに
カジュアルなジーンズ派。
ジーンズにピッタリなタイヤ製の小銭入れ、携帯電話ホルダーなのだ。
これからのエコの時代にふさわしい個性ある楽しい商品だという印象を持った。
エコ、
エコと口では簡単に言うが、実践はなかなか難しい。
それは、
紛れもなくエコを実践しているのが井上さんの想いが伝わってくる商品だ。
ジパング・イズムのコンセプト・・・エコ ・ スローライフに合いそうだ。
熊本の新聞・テレビ・ラジオでも評判になっている
(258) 鯛釣りと「リスト・ラ・カンパネラ」
今年の2月か3月だったか定かでないが、熊本在住のM君から誘われて天草の鯛釣りに
行った事があった。
そのときは、オコゼなどのぼくの知らない魚など何種類かを釣って、天草の旅館に
持ち帰り旅館で料理してもらって、楽しいひと時を過ごしたことを覚えている。
しかし、残念ながら鯛は一匹も連れなかった。
そんな、執念深い想いを引きずりながら、次回こそは鯛を必ず釣りたいと思って
半年が過ぎてしまった。
鯛を釣る季節は10月、11月が良いと言われてきたのでその想いを叶える
タイミングで、10月19日にM君の知人の I さんのクルーザーで
出かけることになった。
17日、都内で所用を済ませてその日は都内に一泊して、18日早朝福岡に向かった。
たったの1時間20分で羽田から福岡に着いてしまう、便利になったものだ、
18日の熊本便は、なぜか満席で取れなかった。
そして、その日は H 子さんの熊本の中心部の阪神デパートの近くのマンションで
晩ごはんをご馳走になった。
11階に住んでいるせいか、夕闇に沈む夜景が素晴らしい部屋で、マグロのトロを
思わせる高価な馬肉とすき焼きでM君、札幌から飛んできたF君、そしてぼくとで
半年ぶりの再会を祝うことが出来た。
H子さん美味しかったです、お世話かけました。
次の日は5時半に熊本を I さんの車で I さんの知人の K子さんと5人で、天草を
めがけて出発。
I さんのクルーザーは時速70K以上の速度が出るそうだ、雲仙の普賢岳を
右手はるか彼方に見ながら、初春を思わせる暖かい秋風をホウに受けて、
鯛が釣れるスポットに向かう。
スポットに着いて、I さんが用意してくれた電動リールの付いた竿を下げると間もなく、すぐに竿に魚が食いついてきた、さすが Iさんお奨めのスポットだ。
今日は、前回と魚の食い方が違うという嬉しい予感が、ぼくの全身にビビっと
走りまくって興奮した。
午前中は、新鮮な海老を餌にしたせいか、僕にしてはよく釣れた、しかし、F君が
なかなか反応がなくイライラ、M君はコンスタントに釣っていた。
餌に食いついた鯛の引きは強い、この引きが鯛釣りの醍醐味なんだろう。
K子さんが前夜寝ずに用意してくれた「まぜご飯」などの昼食を秋にしては暖かすぎる
心地良い風をうけながら、美味しく食べることが出来た。
Kさんありがとう。
釣りを終えて熊本市内に戻ってきて、I さんの
知り合いのお店でぼくらが釣ってきた魚を料理してもらった。
もちろん鯛は、焼く、煮る、そして刺身にしてもらった、まさに鯛づくしである、
その他、その時釣れた「オコゼ」、「太刀魚」、「グチ」、「サメ」、「フグ」など
なども。
特に、サメの刺身はうまかった、こんなにサメが美味いとは知らなかった、もちろん
フグも美味かったけど。
鹿児島の「クロキリ」という美味しい焼酎を飲みながら、ぼくらが釣ってきた魚を
その日のうちに料理をしてもらって食べる贅沢さを十分味わうことが出来た。
I さんとM君に感謝!
そのあと、K子さんのお店でみんなと飲みながら聞かしてもらった自動演奏
ピアノの、「鉄道員」、そして「リスト・ラ・カンパネラ」のリストの素敵な曲に
感動して、深夜、ぼくがベットに入ってからも軽快にいつまでも鳴り響いていた
ことか・・・・・。
K君も次は一緒に行こう。
次は、幻の魚、「イシダイ」を・・・
(257) ミッドタウンでの「オーバーチュアー」説明会探訪記
[検索連動型広告]と言う難しい名前のインターネット上でのキーワード広告で、ヤフーの子会社が
運営している「オーバーチュアー」の説明会に行ってきた。
「検索連動型広告」とは、ヤフーで検索するときに、キーワードを書き入れる時、検索されたページの一番上位に表示される広告のことを言う。
グーグルの場合はアドワーズ広告と言う。
検索して時に、検索連動型広告のすぐ下に表示される無料のところを、出来るだけ上位に持っていくことを、SEO対策と言うが、広告料を出してでも上位に来たほうが、クリック率は絶対、優位であると言われている。
順位が下がるほど、クリックする人が30%づつ下がっていくとも言われている。
むしろ、広告料を出して上位に位置されないと、ネット販売では生き残れないとさえ、言われている
所以である。
それだけ、上位に位置することのメリットは生死をかけるくらい大きいことなのである。
新宿から赤坂にあるミッドタウンの説明会場に行くのには、
地下鉄「大江戸線」でいくか、丸の内線から日比谷線に乗り換えていくかが一般的であるが、2時間も早く新宿に着いてしまったので、
たまには、
原宿から「ミッドタウン」まで約1時間かけて歩くことにした。
山手線、原宿で下車して竹下通りを、まるで異空間の中を泳ぐように歩く。
ここを歩くのは十数年ぶりだろうか、大手のアパレルに営業で行くときに通ったものだ。
行き交う少女、少年のファッションが一時より落ち着いてきたような感じだろうか。
原宿の「ギャップ」のところの交差点を左に曲がり青山通り方面に向う。
明治通りは地下鉄工事だろうか、ごたごたした工事がまだ続いていた。
一時よりか人どうりが少ない。
ショウウインドーに洗練された、秋物のファッションが飾られている表参道ヒルズの前を行く。
参道沿いの名物のケヤキの並木は紅葉の気配はまだ感じられない。
歩いている人は観光客らしき人、外国人、そして最新のファッションをまとった素敵な女性達・・・。
青山通り、通称246、ベルコモンズの前を東に向って歩く。
そういえば、ベルコモンズでニットの展示会を何回か催したことがあったのを思い出した。
それから何年経ったん.だろうか。
そして、この界隈は大学も近かったこともあって、クラブの体力づくりのマラソンをよくしたものだ。
大学から246沿いにベルコモンズから明治神宮外苑をまわって大学に戻ってくるコースだった
ような記憶がある。
青春、そして青春、青春だったナ・・・
ホンダの本社近くにある、広大な赤坂離宮を見下ろす高層で立地抜群のマンションの前を通過。
このマンションは付近の豪華な他のマンションを圧倒する家賃の高そうなマンショウンだ。
知人が入居している関係上、何回も訪れたことがある。
入り口にはベルボーイが立っておりホテル並みのサービスを誇っている。
やっと、「ミッドタウン」が見えてきた。
原宿から1時間以上がたっている、しかし人通りが少ない。
平日だけの理由だろうか、連日株価も下がっている。
通過する車の数の違うのが、時々しか訪れないぼくにもよく分かる。
ここから入っていく。
いくつかのビルの中で「オーバーチュア」の会社が入居しているのは一番高層にある奥のビルだ。
入口近くに配置されてある花壇に植えてある竹が、初秋の風にかすかになびいていて心地良い。
オーバーチェアの会社のある「総合受付」だ。
利益の上がっている会社しか入れない豪華な雰囲気だ。
昼時ではあったが、行き交う人は少ない。
もちろん、説明会をする会議室に行くのには通行証がないとは入れない。
エレベータホールの前にある受付で通行証を貰う。
まるでホテルのようなエレベーターホールを通って11Fの説明会場に。
50名くらい入れる会場にはすでに半分ぐらいの人で埋まっていた。
オーバーチュアのようなインターネット広告は、テレビ、雑誌、新聞などの他の広告媒体が下がっているのと比べて、ここ数年飛躍的に伸びていると言う話で説明会が始まった。
他の通販に比べて、ネット通販も伸びていると言う。
そのための、キーワード広告の説明なのだ。
来場者は20代、30代、40代の年齢層だ、ぼくとあまり変わらない。
みんな次のステップに向う為の努力を惜しまない、真剣な眼差しで聞いていた。
いつもように、バスの出発時間までの間、小田急の12Fにある「和幸」でビールを飲みながら
新宿の町並みに暮れる夕暮れの景色をみて、
あすから、また・・・。
(256) 武川米コシヒカリの収穫が終わりました
金木犀(キンモクセイ)の香りが、ぼくの住んでいる南アルプス甲斐駒ケ岳山麓の
辺り一面に漂い始めてくると、武川米コシヒカリの収穫の季節になる。
今年の作柄も、夏の日照時間が十分取れたこともあり上々だと言う。
この武川米コシヒカリの黄金色の彩りに囲まれた、ぼくの住んでいる
ところも稲の収穫に追われて、もう一週間もするとすっかり田んぼの地面の色が
むき出しになってくるだろう。
ぼくは、この地域の武川米コシヒカリの多くの生産者のお米を食べてきたが、牛田さんの
お米が、ぼくは一番美味しいと思い、今年もジパング・イズムで扱わせてもらうことに
なっている。
平成19年度武川米コシヒカリは、日本穀物検定協会の食味ランク特Aを獲得して、
これで3年連続の栄誉に輝くことになる。
さらに、ジパング・イズムは受注後、出荷日の前日に精米をすることにしている。
なぜなら、競争の激しいネット販売で、後発の「武川米コシヒカリ」が少しでも注文を取るためには、
非常に手間がかかってコストアップにつながることではあるが、他のお米販売と差別化するために
あえて、出荷日前日精米にこだわった。
しかも、お米を炊く前30分〜1時間、水につけて置くと、さらにこの上なく美味しく食べられるのだ。
だまされたと思って、是非試してもらいたい。
こんなに美味しさが違うのか!
と、必ず思う。
そして、グーグルのキーワード検索で「武川米コシヒカリ」はトップページの1位(9/7、20時現在)
にランクされた。 ↑
クリック
これで、ジパング・イズムの更新の目的の一つが達成された、ありがたい。
そして、「武川米コシヒカリ」の コピーライティングも書き直してみた・・・
↑
クリック
(255) 「生きるのが嫌に」
「生きるのが嫌に」という見出しが今日の朝日新聞の一面を飾った。
なんと悲しい、
寂しい、そして
孤独にいたたまれない言葉だろう。
大阪の個室ビデオ店の放火事件だ。
15名の尊い命が失われた。
もちろん、多くの人を死なせてしまった罪は大きい。
「店のティッシュペーパーに火をつけ、バッグの中の新聞紙や下着に燃え移らせた。
こんな所で火をつけたら、ほかの人が死ぬのは分かっていた」と犯人は
供述していると言う。
「未必の故意」による殺人罪が成立する。
犯人はここまで追い込まれなくて、その前に何か出来ることはなかったのかと、
ぼくは、一人、性善説を唱えるのだが。
奇麗事なのだろうか。
そしてこんなに寂しい事件が今年だけでも何件起こっただろうか。
そして、これからも・・・
二度と同じような事件を起こさせない為に、ぼくらはなにが出来るんだろうか。
朝から、こんなことを時々考えざるをえなかった。
(254) それにしても・・・
それにしても、
インターネットのコンサルをしているカリスマ性のあるT氏からSNSで
勧められた、「パコと魔法の絵本」の映画、
どう考えてももう一つ興味が湧かない。
昨日のブログで書いてみたものの・・・。
いつも頭の発想の転換になることは進んで行うことに慣れているにしても。
いまでも、予告編を見ると到底進んで見たいとは思わなくなってしまった。
さあ、どうしよう・・・。
10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--