(490) チャン島にて・・・
振り返ってみれば、22日早朝4時にバンコクをバスで出発して、
国境の町ポイピトで乗換え、カンボジアのプノンペンに夕方着いた。
そして、プノンペンの孤児院「ライトハウス」のクリスマス会などの
一連の行事を終えて、今、30日、カンボジアとの国境に近いタイの
リゾート地チャン島で休息の時間をとっている。
やっとブログを書ける時間を持つことができたし、また、インターネットが
できる環境になった。
途中で何度かブログを書こうと思ったが、思うようにいかなかった。
チャン島に昨日夜着いて、ホテルを探し、今、ホテルの前のネットカフェで
慣れない異国のパソコンを使って書いている。
同行しているCCSNの田中代表の助けがなかったら難しかったかもしれない。
彼の英語とタイ語、そして、カンボジア人スタッフのカンボジア語の
お陰でスムーズにすべてのことは進むことができた。
今回もまた、ぼくにとっていろいろな外国の人達とすばらしい出会いを
作ることが出来た。
今年もあと1日になったが、来年もさらに思うとするところで行動したいと思う。
写真はチャン島のぼくたちが泊まっているホテルの近くの海だ。
(489) デリンジャーと言う男の生き方
「パブリック・エネミーズ」という映画を見に行ってきた。
「バイレーツ・オブ・カリビアン」の映画で、孤高の海賊ジャック・スパロウを
演じたジョニーデップが主演の映画だ。
海賊ジャック・スパロウの、あのユーモア溢れる、ひょうきんな雰囲気とは
打って変って、「パブリック・エネミーズ」は男の美学に拘った生き方を
する男を演じる。
劇中のデリンジャーは実在する人物で、利益を独り占めする銀行を襲撃する
鮮やかな犯罪行為は不況に苦しむ国民を魅了したそうだ。
そんなデリンジャーにとって、一人の女性ビリーとの出会いは、
デリンジャーの運命を翻弄していく。
脇目もふれず、ただビリーだけを一人愛し続けるデリンジャー。
そして、足を洗う前の最後の銀行強盗をする直前に、知人の裏切りに
よってF B I によって銃で撃たれて死をむかえるが。
銃に撃たれて路上に横たわる瞬間にビリーへの言葉を捜査員が聞いていて、
拘留中のビリーにその言葉を伝えるシーンがなんとも感動的であった。
ぼくは恋愛映画が好きだが、「パブリック・エネミーズ」も恋愛映画だった。
何においても情熱的に生きるという事は、素敵なことだと思う。
アメリカのピープル誌でジョニー・デップが最もセクシーな男性に選ばれたと言う。
何と羨ましいことだろう!
(488) 燃えるような・・・
昨日は今年一番の寒さではなかったろうか。
あっという間の今年一年をふりかえながら、いつものように
大武川沿いのウオーキング・コースを左手下の川のせせらぎを
見ながら歩く。
今年もなんと早く1年間が過ぎ去っていったことだろうか。
ぼく自身、この変動の時代の速さについていけない。
どうしたら、この動きの早さについて行けるのだろうか?
来年も時代についていく為の、試行錯誤が続くのだろうか。
この川の流れのように、今流れている川の水は、もう、
二度と同じ水ではないのだと、普段は考えもしなかったことを
考えながら、黙々と歩く。
今日のウオーキング中には2人と出合った、珍しいことがあるものだ。
このコースを歩き始めて2人と出会うのは始めての経験だ。
はるか彼方の南アルプスを遠望すると、真っ赤に燃えちぎった新しい時代を
感じさせる雲が、来年のぼくを暗示しているようだ。
(487) 初冬のパリから・・・
初冬のパリに招待されて、セーム川沿いのノートルダム大聖堂の
素敵なクリスマスカードをHさんからいただいた。
招待旅行とはうらやましい。
Hさん絵葉書、ありがとう。
この絵葉書のように、晩秋から初冬のこの季節のパリがぼくは特に好きだ。
ぼくがパリを訪れたのは、もう、数十年前のことだろうか。
やはり、パリは何回も訪れたい都市のひとつだろう。
ノートルダム大聖堂と言えば、塔の上に登ることが出来て、
パリの素晴らしい町並みを一望出来たことを思い出した。
パリの重厚な町並みを見歩くのも良いが、モンマルトル付近の
「クレージ・ホース」とか、「ムーランルージュ」のキャバレーが点在する
界隈を飲み歩いたことのほうが、ぼくにとってはパリの印象が強い。
モディリアーニやピカソなどの画家たちが彷徨い飲み歩いた歓楽街の
モンマルトル、そしてコールガールを冷やかしながらの歩くモンマルトル独特の
あの雰囲気は、まるでその時代に戻ったような錯覚にさえなるだろう。
そうだ!
今度行くときは、あの有名な音楽にさえなっていて
実在するパリのホテル「costes」 に泊まろう!
ぼくの好きなB級ホテルではないが・・・。
(486) 帝国ホテルでのバイト
大学の時の探検部同期のK夫婦がわが家を訪れた時に、
お土産として持ってきてくれたのが、帝国ホテルのスープだった。
ぼくとしては帝国ホテルの高級なスープなど飲んだことが
なかったので、ありがたく思った。
帝国ホテルといえば二つの思いである。
一つは、学生時代に帝国ホテルが運営する新幹線の
ビッフェでアルバイトをしたことだ。
おもに車内販売とビッフェのカウンターで飲み物や軽食を
作ってお客様に出した。
巨人の長島や王、まだ健在だった石原裕次郎などの有名人が
ビッフェを訪れた時にコーヒーを出したことを思い出した。
そのバイトで昼食で出されたうなぎを食べ過ぎて、具合が
悪くなったことも、いい思い出だ。
もう一つは、帝国ホテルの新館を建設する時に土方として
建設現場でバイトとして働いたことだ。
このバイトの良いところは、日当が良いことと、昼飯が腹いっぱい
食べられることだった。
しかし、このバイトを甘く見た。
地下の2階から、壁の石膏ボードを10階まで担いであげる仕事には参った。
今でもそのしんどさを、強く思い出す。
しかし、青春の1ページとしての素晴らしい思い出が、
心の片隅に今でも強く染み付いているのを感じるときがある。
(485) 西口へつながるショッピングストリートで・・・
新宿南口から出て、ドコモのエンパイアーステイトビルを左に見ながら
さらに右に折れると徐々に下り坂にになっていく。
左側の建物は京王デパートだ。
雑貨店や花屋さん、またお洒落で小奇麗なレストランなどが続く通りを
さらに下がっていくと、まさにクリスマスが近いことを思い出させてくれる
イルミネイションで装飾された通りに入る。
最近はクリスマスが近いと言うのに、クリスマスの装飾を施すことが
極めて少なくなった。
景気のせいだろうか、それどころではないという風潮だ。
しかし、ぼくは毎年このシーズンに、クリスマスの装飾に施された
ここのお洒落な通りを、たまたま偶然に通ることが多い。
ここの通りに入ると、その雰囲気のせいか、急に元気になる。
ヤッパリ、暗い雰囲気より次につながる明るいところがいい。
(484) 新宿駅南口・・・
新宿駅には西口、東口、そして、甲州街道沿いの南口がある。
比較的利用することの多い南口が好きな理由を考えてみると、
答は到って簡単で、改札口が一つしかないからだろうか。
西口、東口は複数の改札口がある。
南口は一般的には待ち合わせ場所として良く知られているが、
ぼくの好きな理由はそんなことではない。
ホームからの階段登って改札口に出ると、正面に映画ゴジラで有名になった
ニューヨークのエンパイアーステイトビルを摸して作られたであろう
ドコモの尖ったビルが見えるからだ。
いろいろの映画に良く出てくるそのエンパイアーステイトビルを彷彿させる
ドコモのビルは、新宿界隈では最も好きなビルだ。
そして、そのビルの手前にあるクリスマスツリーのネオンから発せられる高揚感が
なんとも言えない・・・。
(483) シルク・ド・ソレイユ
本当のエンターテイメントとは、何であるかが分かるから、
一度は見に行ったほうがいいよ。
と、
数年前から知人に言われ続けてきたシルクドソレイユを
昨日とうとう見に行ってきた。
そうは言われても、なかなか見る機会がなかったが、
昨年、専用劇場が京葉線の舞浜のディズニーランドの横に
できたので、思い切って足をのばしてみた。
カナダから始まったと言うダイナミックなアクロバットを
中心としたパフォーマンスは、圧巻だ。
エレガントさと重厚さを兼ね備えたセットデザインの
高さ20mの空間で演じられるショーは、多彩な民族楽器による
ライブ演奏の流れにのってミュージカルの雰囲気さえしてくる。
昔、ぼくらが見たサーカスとは趣が違う、圧倒的なパパフォーマンスで
ぼくらの座席まで迫ってくる。
こんなショーの面白さを見る経験も始めてである。
お金を貰って人を楽しませるエンターテイメントの真髄とは
こういうことなのかと分からせる約2時間の感動のショーだった。
時折、強風が吹きすさんで、寒い雨の降る中をわざわざ行って、
舞台正面のプレミアビューの席で見ただけの価値はあった思う。
(482) バンコクの額縁屋・・・
ホテルのもてなしの世界ランキングで、かって1位に臨君してきた
バンコクのオリエンタル・ホテルのすぐ近くに、しっかりした店構えの
額縁屋があったことを思い出した。
そこの額縁の大きな特徴は、絵などを飾る部分が奥に引っ込んでいるのである。
したがって絵だけでなく、モノなども額の中に飾れるのだ。
まだ、日本にはそのような額がほとんど少なかったせいか、
その額を仕入れて、ぼくが経営していた、ショップで販売したことがあった。
その額の中に、ぼくは、明治時代の招き猫を入れて、家に飾った。
明治の招き猫は、今の招き猫と違って、顔がきついのが特徴だと
言われていた。
ぼくの好きな和モダンのイメージにピッタリのインテリア装飾品だった。
そして、今、改めてこの招き猫を見て、あの代々引き継いできたであろう立派な
店構えの額縁屋は、今も健在なのだろうかと、その額を見ながら思い出した。
なぜ思い出したの家、分からないが・・・。
(481) お洒落な携帯に・・・
今まで使っていた携帯をauからdocomoに変えた。
auの携帯は2年ほど前に変えた。
携帯を変える大きな目的は、携帯に付いているカメラの性能を
第一優先順序に考えた。
当時としては、この携帯がベストだと、auの販売店のスタッフから
言われた。
しかしカシオのこの携帯は思ったほど、カメラの写りが満足できなかった。
そして、もう一つ大きなハンディキャップがあった、外国滞在中に
日本に電話もメールも出来ない機種だった。
しかも、ぼくの周りの知人のほとんどがdocomoなのだ。
更新期間中を過ぎていて手数料の9000円をとられるけど、
プノンペンに又行かなければならない。
いろいろ検討した結果、やはり、カメラの性能が良くて、外国からでも
日本に電話が出来る機種にした、この機種はパノラマ撮影も出来る。
緊急地震速報も電源を切っていない限りいつでも受信できると言う。
電話使用後に、携帯の輪郭に細い青い線の光が一瞬ともるのだ、
お洒落なデザインで満足している。
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