(538) ガラパゴス・・・
昨日の朝日新聞の土曜日特集の記事に中に、野村證券の新社長の
記事が載っていた。
世界の企業のあらゆる分野で、再編され、競合は減り、寡占化が進んでいると言う。
この二極化の中で、寡占化された中に入っていかないと、縮小均衡している
日本と言うガラパゴスで生きていくしかない。
リーマン買収は最後のチャンスであった。
と言う記事内容だ。
「ガラパゴス化」と言う言葉を言われ始めて久しい。
生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象のように、技術やサービスなどが
日本市場で独自の進化を遂げて世界標準から掛け離れてしまう現象のことである。
人口減少に伴う消費の低迷で、地方は疲弊化している現実を、
見るにつけ、真剣に何を、今、すべきか考えて、実行する事だろうか。
日本国内は、今のままでは、縮小均衡して、疲弊化、将来のギリシャになると
いっても過言でない。
要は、
” 発展している国とどのように具体的に関わっていくか ”だと・・・。
丁度、同じようなコメントの記事があったので、紹介しよう。
http://www.9393.co.jp/moshiq/kako_mos/2010/10_0227_moshiq.html
(537) CSR活動・・・
いよいよ、我々が準備しているCCSN(カンボジアン・チルドレン・サポート・
ネットワーク)のNPO申請が2月末に東京都より認可された。
これから、カンボジア政府に申請する、国際NGOの為の英訳の申請書を
準備しなければならない。
半年がかりの期間を、このために要した。
そう言えば、昨日、外資系の会社で広報を担当している女性が、「 CSR 」活動という
言葉を使って話された。
ぼくは、始めて聞く言葉である「 CSR 」って、何のことか分からなかった。
社会貢献と言う事で、最近、良く使われている言葉だそうだ。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」の諺がある。
早速,「Wikipedia」で調べた、
CSR: Corporate Social Responsibility)とは、企業が利益を追求するだけでなく、
組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステーク・ホルダー
(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体) からの要求に対して適切な意思決定を
することを指す。
企業の経済活動には利害関係者に対して説明責任があり、説明できなければ
社会的容認が得られず、信頼のない企業は持続できないとされる。
持続可能な社会を目指すためには、企業の意思決定を判断する利害関係者側で
ある消費者の社会的責任(CSR: Consumer Social Responsibility)、
市民の社会的責任(CSR: Citizen Social Responsibility)が必要不可欠と
なるといわれる。
と書いてある、ぼくの頭ではなかなか理解しがたい難しい内容だ。
しかし、最近の風潮は、企業は利益優先だけでは、社会から受け入れられない状況が
生まれつつある事を示唆している。
企業は利益の一部を社会的に還元し、社会に貢献しなければならないと
言う事だろう。
我々の活動が、さらに社会から認められる兆候に、どうやら向かっているようだ。
(536) たまには、イタリアンで・・・
今日、新宿伊勢丹の7階にある、イタリアンのレストランで知人とランチを
食べて来た。
新宿でイタリアンを食べるときは、だいたい、ここで食べる事が多い。
はじめて食べた時は、窯で焼き上げる薄焼きのピザが衝撃的だったが、
今では、比較的薄焼きは多くなった。
なにしろ、入店するのに並ぶ事が多く、食べる事を諦める事もあった。
今日は11時半ごろには入る事が出来たので、始めて、並ばなくて
入る事が出来た。
スパゲッティーも美味しい。
また、美味しいワインが揃えてあることも、このレストランを
気に入っている一つだ。
南欧料理「AGIO」と言う名前のレストランである。
多分、休日には伊勢丹のレストラン街の中で、最も並ばなければならない
レストランの一つだろう。
(535) 高橋大輔が演技前に聞いていた音楽・・・
高橋大輔が、日本男子フィギアーで始めて、銅メダルを獲得した。
彼は演技の中で、成功率が低かった4回転のジャンプをあえて実行した。
そして、転倒した。
演技の前には4回転ジャンプをやろうか、やるまいか迷いもあったと思う。
しかし、4回転ジャンプを演技の中に入れた。
無難に演技をこなしたほう良いか、失敗してもやってみたいという気持ちを
優先するか迷ったと思う。
4回転ジャンプは失敗したが、演技力で見事、銅メダルを獲得した、その、
前向きの向上心に拍手を送りたい。
「やらなくて後悔するよりか、やって後悔したい」と言う心掛けは、
ぼくらだって、日常、良くあることだ。
青臭い言葉でいえば、” 挑戦 ”と言う事だろうか。
そして、
高橋大輔が本番の演技の前に、ずーっと聞いていたCD、
ビヨンセの「スイート・ドリームス」をぼくも聞いて見たくなった。
(534) 路地裏の風景・・・
あの、うすくらい路地。
人間の生きるニオイが漂ってくる路地。
日々の生活の空気が匂ってくる路地。
人間そのものの生き様を、見せてくれる路地裏をぼくは好きだ。
路地をなぜ好きだろうかと、ふと、思うことがある。
こんな薄暗い、せまっくるしい路地がと。
ところによっては、モノなどがやたらと置き捨ててある路地に。
しかし、人間の裏も表もすべてを隠さず出し切っている、
この表裏一体とした、嘘も本当もない人間のいとなみそのものの
路地裏が、ぼくはとってはとってもいい。
そこに住んでいる家の、その人たちそのものを表しているように、路地からは見える。
きれいごとを言わない路地裏を歩いていると、心地良い感覚にさえなってくる。
特に、夕げの路地裏の、人が行き交う、あの活力がなんともいえない。
(533) 福寿草のように弾けたい・・・
(532) 李朝のコリアン・ゲイト・・・
今、思い出そうとしても、思い出せないくらい昔の事だろうか。
ぼくが、かって、ニットアパレルの小さな会社を経営している時に、レザーの
コートを委託生産して貰う為に、韓国のソウルに行ったことがあった。
当時は、生活骨董に興味があって国外に行った折には、必ず骨董街を
訪れることが多かった。
骨董に興味を持っている友人から、ソウルの骨董店が集まっている場所を
過去に聞いた事があったので、ソウルに行った時には、是非、時間を
作って訪れたいと思っていた。
ソウル中心部から、数十分かけて、地下鉄で行った覚えがある。
ソウルでは道を聞いても、みんな親切に教えてくれる、日本では既に、
過去の産物となった親切と言う事が、韓国では、儒教の影響であろうか、
程よく残っている。
道を歩いていた、その地域に溶け込んでいるおばあちゃんなどは、
日本語で親切に答えてくれて嬉しかった。
見るだけで買うつもりはなかったが、この、李朝の蔵戸を見たときには、
すぐに購入しようと、決断が早かった。
100年は経っているだろうか、と想像できる。
確か、日本円で20万円はしなかっただろう。
梱包して、日本に送ってもらい通関手続きをして、ぼくの家まで
届いたときには、さらに10万位の費用がかかった。
どうして、この、李朝蔵戸が欲しかったかというと、リビングの
テーブルにしたかったのだ。
しかし、今使っているテーブルは、バリ島の無垢のチーク材のテーブルで、
これも、結構気に入っている。
このコリアンゲートを、いつまでも持っていてもしょうがないので、Yahooの
オークションか、「ジパング・イズム」のジパング・コレクションにでもかけて、
売ってしまっても、良いのかなとも思い始めている。
(531) 雪の朝の・・・
昨日は美容院のラスティックに行って、髪の毛を切ってきた。
年齢と共に、頭の真上から髪の毛が薄くなり始めてから、久しい。
加齢ということは、そう言うものだとは、分かっているが、寂しい一面もある。
楽天でNO1売上の、薬用育毛剤の「柑気楼」を既に何本も使ってきたが、
一向に効果が出てこない。
フランスの有名なサッカー選手のジタンだって、禿ているんだから
良いじゃないかと、自分で慰める。
ところで、昨日の夜から今日の早朝にかけて、又、雪が降った。
今年は、積もる雪が何回降った事だろうか。
又、ウッドデェッキの雪かきをしなければならない。
雪かきの道具のうち、雪の積もり具合に応じて、大雪用でなくて、
小雪用の雪かきを出してきて、デェッキ下に雪をかきおろす。
デェッキ上の数センチの、たいして積もっていない雪だから、スルスルと
滑るように出来る朝の雪かきを、ぼくは好きだ。
そして、昇りきった朝日とともに、春のささやきを奏でるような、心地良い
柔らかな微風が、ぼくの薄くなった髪の毛をなでていく。
(530) 寒い朝の霜柱・・・
(529) 来し方行く末を思う・・・
学生時代に、親友と東南アジアを、約一ヶ月かけて、
貧乏旅行をしたことがあった。
最初の訪問地マニラに飛行機が着陸するときの、あの赤茶けた大地が、
今でもぼくの脳裏から離れない。
始めての飛行機の、始めての外国に感動したのだろうか。
その、旅行がぼくの、人生観を大きく変えるきっかけを、作ったのかもしれない。
次の人生観を変えるきっかけは、やはり20代の頃、スイスに3ヶ月間の
ニット・テキスタイルのトレーニングに行った時だろうか。
日本の休日は、日曜日しかなかったが、スイスは既に週休2日制が定着していた、
しかも、日本と比べ物にならないくらい優雅な生活を楽しんでいたのだ。
このギャップの違いは、なんのだろうか?
その、疑問から、ぼくの新たな人生が始まったのかもしれない。
そしていつしか、ビジネスも兼ねて、香港に一年間住むことになり、
そして、今、これから、バンコクにコンドミニアムを借りることになった。
国際NGOを中心とした活動を本格化させようと、バンコクに
拠点を置くことにしたのだ。
新たな収益事業もセット・アップしなければならない。
昨日、NGO代表の田中さんから連絡があり、希望していたコンドミニアムが、
空いたと言う。
早速、契約の手続きをしてもらうように依頼した。
田中さんの友人のMr.Phoonさんに、値引きの交渉をしてもらったが、
入居希望者が多いということで、値引きは成功しなかったが、ぼくは
とりあえず、このコンドミニアムで良いと思っている。
決して広くて、高級なコンドミニアムではないが、それども家賃は、日本の
三分の一以下だろうか。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、ベッド、家具など、生活するのに必要な
ひととうりのモノは揃っている。
しかも、プール、サウナ、マッサージルーム、ジム、コンビニも、あると言う。
いよいよ、次のステップに進まなければならない境地に、ぼくを
追い込むことが出来そうだ。