(2022) 熊野古道大門坂の杉・・・
(2019) 他愛もない出会い・・・
その白人は土日曜日に、交差点の歩道に、売り出し中の
住宅の場所を示す看板を持って座っていた。
たまたま、エクササイズの為の自転車に乗って、その
交差点で、信号待ちをしている時に英語で声をかけられた。
「マウンテンバイクか」と。
ぼくは「エクササイズの為だ」と答えた。
彼は「私もだ」と言った、どうも、マウンテンバイクを
持っているようだった。
そこで、初対面の外人との定番のいつもの挨拶がわりに、
「where are you from」と聞いた。
彼はカナダから来たと答えた。
バンクーバーかと聞いたら、トロントから来たという。
信号が変わって、ぼくはバイバイと言って走り出したら、
「see you again」と言われた。
翌週の日曜日に、その交差点を通ると、彼がやはり同じ
場所に同じ看板を持って座っていた。
その看板の住宅は、まだ売れていないようだった。
「Hello」と挨拶すると、彼は「How are you」と言い
返してきた。
途中で上手な日本語で話してきた、このアルバイトを
三カ月続けているそうだ。
カナダ人は来週もまた、同じ場所に座って、同じ看板
を持っているのだろうか・・・。
(2017) 冒険、秘境という言葉に魅せられて・・・
(2020) 青山ジャズ・イニシアティブ2016・・・
「青山ジャズ・イニシアティブ 2016」が今年も開かれた。
青山学院大学構内の黄金色に輝くイチョウ並木道の横に
あるガウチャー祈念礼拝堂に行ってきた。
昨年もそうであったが、今年も公演の前に学生食堂で、
学生に混じって「青山物語」という定食を食べた。
昨年、このコンサートで知り合った、ジャズバンドで
ベースを弾いているというYさんに、代官山のジャズバー
「LEZARD」を教えて貰った。
ぼくより年配ではあるが、しかし、彼を見ているとジャズで
人生をおおいに楽しんでいるようだ。
ジャズという音楽には、今まで縁もなく興味もなかったが、
しかし、小説に出てきた「スイング・スイング・スイング」
を聞いてからCDを買ってジャズに興味を持ち始めた。
最近はジャズのCDをだいぶ集めている。
それにしても、帰り際、ぼくの学生時代だった面影を全く
残していない夕方の青山通りを歩くのも、たまにはいいものだ・・・。
定食「青山物語」油淋鶏&響杏仁豆腐500円