(2608) 「こだわり」を抑えたところ・・・
こだわりを抑えたところ、高島屋日本橋新館は
集客力、売上高ともに想定を超えていると言う。
日経新聞11/23の「ヒットのクスリ」と言う記事
で「とんがらない都心百貨店」で掲載されていた。
この状況を見て、日テレ「エンタの神様」「クイズ
世界はSHOW by ショウバイ!!」を手がけ高視聴率
をたたき出した敏腕プロデューサー、五味一男氏を
思い出したと日経記者は語る。
五味氏は、企業を相手に講演もやるぐらいマーケ
ティングに詳しい。
「テレビは奇抜なセンスを求めたがるが、マニアック
なタイプはヒットメーカーになれない」と指摘する。
理由は視聴者は普通の人が多く、「一般人に近い感性で
エンドユーザーのことをシミュレーションする力が
何より重要」と言う。
「自分が見たいモノではなく、みんなが見たがっている
ことをやることで壁を突破した」と。
ボクも、過去に自己満足を追いすぎて、「とんがって」
しまい、失敗したことを思い出した。
参考になる含蓄(ガンチク)ある言葉だ・・・。
(2607) 「遊牧の民」のような発想で・・・
一カ所に住み続ける農耕民族ではなく、絶えず移動して
いなければならないライフスタイルを持った遊牧民族の
ようだとよく言われる。
もっと極端な言い方をするならば、泳ぎ続けなければ、
生きていけないマグロとでも言うのか。
当たらずとも言えども遠からずだ。
どうも、年齢を重ねても、一カ所に住み留まることが
苦手のようだ。
理由は簡単だ、飽きっぽい性格と好奇心が強いのだろう。
そして、何か新しいことを始めるきっかけが必要だと
思い始めたときには、居住場所を変えたくなる。
移り住むところは、誰ひとり知人がいなくても一向に
構わない、今までとは環境ががらっと変わった方が良い。
今までも、そうだったから、これからもそうだ。
カンボジアから帰国してあっという間に二年間が過ぎ
去ってしまったが、無為ではなかった。
すでに、行動のきっかけは興してある。
何がどうなるか分からないが、しかし、来年はおもしろく
なりそうだ・・・・・。
(2606) エロイカ 砂利道を走る・・・
今日の“NIKKEI The STYILE ”に掲載された「エロイカ
砂利道を走る」が目にとまった。
ボクのパープルカラーのマウンテンバイクでこんな道を
走ってみたい。
記事の内容は『自転車大国・イタリアの草自転車大会
「エロイカ」は風変わりだ。ルートの大半は砂利道。
参加者はタイヤを翻弄する石と悪戦苦闘しなければ
ならない。それでも参加希望者は定員の2倍という
人気ぶり。トスカーナの雄大な風景と、走りきった
達成感がエロイカ(イタリア語で「英雄」)たちの
心を捉えて放さない。』
と、そして、
「白い道」に誘われて。
イタリアの田園で自転車の原点に戻る。
山もワインも楽しむ。
順位はつけない 完走できた誰もが英雄。
やっぱり、自転車、いいじゃないか・・・
(2605) 統一野党党首は橋下徹がいい・・・
11/23の読売、政党を問う野党編で橋下徹の
「もっと権力に執着を」という記事が掲載
されていた。
ボクは極めて関心を持って読んでみた。
なぜなら、橋下徹とは道州制にしても、同じ
考え方を共有していたからだ。
弱小の野党が多数ある現状では、何も変わら
ないと思っていたからだ。
野党は一本にまとまらないといけないと思って
いたからだ。
今の野党は“犬の遠吠え”でしかない。
自民党を利するだけだ。
それぞれが言いたいことを言っているだけで、
結果に結び付ける能力がない。
立憲民主党の枝野幸男にしても、たまたま
流れに乗っただけであって、野党を結集した
党首には当事者能力が足りないと思っている。
枝葉末節(シヨウマッセツ)のことを言い過ぎるからだ。
しかるに、現状において、統一野党の党首は
橋下徹しかいないのではないか。
この読売の記事を読んで、直感的にそう思った。
日本が健全たる二大政党制になる為にも、彼に
期待したいところだ・・・。
(2603) 「ホツ」・・・
(2602) 青山通り界隈・・・
まだ、紅葉前の青学名物の銀杏並木
ガウチャー祈念礼拝堂の入口、予想以上に入場者が多かったらしい
「東西学生対抗ジャズコンサート」が青学キャンパス
のガウチャー祈念礼拝堂で18日開かれた。
京大・慶応・大阪大・国立音大・同志社そして、
青山大学ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
などのそうそうたる面々の演奏会だ。
それぞれ優劣つけがたい演奏ではあったが、しかし、
母校の青学がいろいろな面においてスタイリッシュな
演奏が特に印象に残った。
しかし、開演前に、表参道で千代田線を下車して地上
に出た所にある交番で、お巡りさんに美味しい蕎麦屋を
聞いたところ、いつも行列の蕎麦屋を教えてくれた。
青山通り沿いにある「みよた」だった。
ミーハー気分で並んで食べたカリッとした天ぷらは、
思いのほか美味しかった。
そして、演奏会後、ジャズの余韻を楽しみながら
夕方の青山通りを歩いた。
随所に、思い出の学生時代の青山通り名残が残って
いる。
表参道近くの青山通り沿いのテント村に寄って飲んだ
ビールも、外国人に混ざって非日常的な楽しいひと
ときを過ごすことが出来た・・・。
(2601) 早朝の景色・・・
(2602) 歴史においての「共進化」・・・
「共進化」という言葉をNHKの歴史番組で知った。
我が郷土の武将、武田勝頼は1582年36歳の若さで、
織田信長との戦いで山梨県大月市の天目山で滅亡した。
ボクも、勝頼最期の地、天目山に行ったことが
あったが、山のほとりを流れる川が数日間にわたって
血で染まっていたという。
勝頼の無念さを天目山へ行ったことで強く感じた。
一方、勝者である織田信長も、皮肉なことに、同じ年
1582年6月2日未明「本能寺の変」で自害した。
強敵である甲斐武田氏を滅ぼしたことで、信長で
さえも油断があったのだろうと推察される。
戦国時代唯一の強者“甲斐武田氏”と“信長”との
共進化の関係でお互い強くなったきたのだが、いみ
じくも同じ年に両氏が滅亡するとは余りにも歴史の
皮肉と言わざるをえない。
だから、その時、ボクだったらどうしただろうかと
思うと歴史はおもしろくなる・・・。
(2600) 「突出する孫氏、滞る日本」・・・
「来年には日本経済が体験したことのないレベルの
営業利益を出せるのではないかと内心思っている」。
日経新聞11/14朝刊で日経コメンテーター村山惠一氏
が述べていた。
孫氏とは、勿論、孫正義氏のことである。
そして、日本の先行きにいやな予感が漂い始めた。
以下、記事の要点だ。
『事業のIT化はあらゆる産業にとって人ごとではない。
例えば自動運転や電動化の波が押し寄せる自動車。
最近のニュースで目を引くのは英家電大手ダイソン
の電気自動車進出だ。
シンガポールに工場を建てると先月表明した。
家電で築いた地位を危うくしかねないが、創業者
ジェームズ・ダイソン氏は「必要な技術はすべて
ある」と意に介さない。
成功に安住せずリスクをとる経営マインドが日本
に十分あるだろうか。
サウジ問題の行方を含め孫氏は注目の的であり続ける。
だが、本当に目を向けるべき問題は、長きにわたり
同氏をひとり突出させてきた日本ITの停滞だ。
産業界全体が直視しなくてはならない。』